天心が託した国宝の未来 ~新納忠之介、仏像修理への道

天心が託した国宝の未来 チラシ表
天心が託した国宝の未来 チラシ裏

 新納忠之介(1869-1954)は、東京美術学校を優秀な成績で卒業し、岡倉天心の強い勧めにより、文化財の修理に生涯を捧げた人物です。明治31(1898)年、岡倉天心が創設した日本美術院に参加後、多くの仏像修理に携わり、天心の推進した文化財保護行政の一翼を担いました。また、天心没後には、日本美術院の国宝修理部門が「美術院」と改称して独立し、新納はその中心を担いました。
 それまで確立した修理法が無かった仏像修理において、新納は試行錯誤を重ね、現状維持を基本とする新たな修理法を確立させました。その技術は今日まで引き継がれています。
 本展覧会では、修理図面や研究ノート、書簡といった新納忠之介旧蔵資料の他、新納が模刻した仏像等の彫刻作品も展示します。

【期間】
 2023年12月9日~2024年2月12日

【開館時間】
 午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで)

【入場料】
 一般:320円
 満70歳以上:160円
 高大生:210円
 小中学生:150円
 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳又は指定難病特定医療費受給者証等をご持参の方および付添いの方1名は無料
 ※土曜日は高校生以下無料

【主催】
 茨城県天心記念五浦美術館

エリア
県北エリア
市町村
北茨城市
開催期間
2023-12-09~2024-02-12
開催地住所
茨城県北茨城市大津町椿2083(茨城県天心記念五浦美術館)
電話番号
0293-46-5311(茨城県天心記念五浦美術館)
URL【1】
https://www.tenshin.museum.ibk.ed.jp/02_tenrankai/01_kikaku.html
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