今年は辰年!
茨城県の竜にまつわるスポットやグルメ、イベントをご紹介します!
泉神社(日立市)
テレビでも紹介された今年(辰年)に参拝したい最強開運神社。
泉神社は日立地方で最も古い神社で、清泉が美しく、昔から人々の憩いの場であったことが常陸国風土記に記されています。
江戸時代には常北十景のひとつに加えられ、現在も茨城百景として名勝地にもなっています。
泉神社
湧水
湧水に隣接する
厳島神社(弁天様)
天速玉姫命(あまのはやたまひめみこと)を祀り、紀元前42年から存在する非常に歴史のある神社で、縁結びの御利益などがあります。
神社の右手には美しい泉を有する「泉が森」があります。
泉が森の泉は今もなお、清水がこんこんと湧き出ていて、息をのむほどの美しさ。
言い伝えでは「はるか昔、この森に神社も泉もない時代に、密筑の里では日照りが続き、雨乞いの祭をしたところ、天から人間の頭ほどの水晶玉が降ってきて、落ちた場所から泉が出た」とあります。
湧水の流れによってゆっくりと動く水底は、まるで竜神の姿のよう。
泉の水は2008年に環境省が選定した「平成の名水百選」に選ばれています。
泉龍木(せんりゅうぼく)
境内の奥に祭られているのは泉龍木(せんぼくりゅう)。
2022年に突然現れたというこの大木。
まるで竜の頭そのもの。
スマフォの待ち受けにするとご利益があるとの噂です。
テレビでも紹介されていましたが、2024年は60年に1度の甲辰(きのえたつ)の年で、物事を成功させるチャンスの年。
甲辰は「樹木」と「龍」を意味するため、この「泉龍木」がある泉神社は
まさに今年、最強の開運神社です。
竜神峡(常陸太田市)
茨城百景の一つに数えられている名勝。
山田川の支流である竜神川が、十数キロメートルにわたる原生林を、長い時間をかけて浸食して造りだしたV字形の峡谷です。
竜神ダムの上にかけられた竜神大吊橋は、歩行者専用として国内最大級の長さを誇ります。
様々な表情をみせる竜神大吊橋
時間帯、季節ごとで竜神大吊橋は様々な表情をみせます。特に毎年5月上旬に行われる「竜神峡鯉のぼりまつり」では、およそ1,000匹の鯉のぼりが谷を泳ぐ様子が圧巻!
見どころ
「木精の鐘」(竜神カリヨン)
竜神大吊橋を渡るとあるカリヨン施設。
愛・希望・幸福の3種類の澄んだ音色を響かせます。
アクティビティ
茨城県知事も飛んだ竜神バンジーをはじめ、
カヌーやボート、ハイキングなど
沢山のアクティビティが楽しめます
亀ヶ淵
竜神峡の代表的な淵の一つ。
いい伝えの中に「淵の水は日立市の水木地区にある泉が森に吹き出している」というものもあります。
袋田の滝ライトアップ「大子来人~ダイゴライト~」(大子町)
「プリズム×袋田の滝」をテーマに、国名勝 袋田の滝と観瀑トンネルのライトアップを実施中です。
移り変わる光のトンネルを抜けると、雄大に流れ落ちる滝が浮かび上がる光景へとたどり着きます。
自然と光が創り出す空間をお楽しみください。
さらに、2024年1月からは新年特別企画として、スモークを活用したレーザー照射や物語音声と連動した演出を実施中です。
美しく幻想的な風景をぜひご覧ください。
ご好評のため開催期間が延長されました!
【開催期間】10月1日(日曜日)~2月25日(日曜日)
椎尾山薬王院(桜川市)
筑波山中腹にある静かなお寺の椎尾山薬王院(しいおさんやくおういん)は1200年の歴史があり、県指定文化財天然記念物であるスダジイ(椎の木)の巨木群生地でもあります。
境内には名大工桜井一門の手による三重塔(県指定文化財)や仁王門(市指定文化財)などが建造され、古来より病気平癒の霊場で知られています。
秘仏本尊 薬師如来像は、毎年、4月8日の花まつりに合わせ、1週間御開帳されます。
その際、お護摩受付された方は特別にお薬師さまの身体の一部を含んだ包みに触れられ、健康のご利益を授かることができます。
※紅葉情報、仁王像の拝観、御開帳の日程等、詳細は薬王院にお問合せください。
三重塔
仁王門
竜にまつわる逸話:『竜の夜遊び』
本堂の天井いっぱいに『夜遊び竜』と呼ばれる巨大な竜の絵が描かれています。
江戸時代に狩野派の絵師、狩野育信によって描かれたとされ、この竜が夜な夜な天井の絵から抜け出し、弁天池の魚を食べてしまうので、天井の四隅に釘を打ち、竜を封じ込めたという逸話が江戸時代末期から残されています。
現在も火除の守護として本堂の天井に残されており、拝観が可能です。
(※一般の撮影は禁止です)
夜遊び竜
夜な夜な天井の絵から竜が抜け出し、
弁天池の魚を食べてしまうので、
寺は天井の四隅に釘を打ち、
竜を封じ込めた。
現在でもその釘は残っている。
三重塔(県指定文化財)
法隆寺五重塔によく似た端麗な姿で、塔高25メートル、椎尾山のシンボルとなっています。
塔の全面に施された彫刻は初重連子窓部に島村圓鉄作と伝える十六羅漢の彫刻をはじめ、尾垂木の丸彫龍など、江戸時代特有の装飾建築様式を示しています。
1704年(宝永元)桜井瀬兵衛の息、瀬左エ門を棟梁として建立され、瀬左エ門はこの7年後、成田山新勝寺三重塔を完工しています。
五所神社~八竜神伝説~(筑西市)
五所神社本殿
民話『八竜神の雨乞い』
江戸時代、五所の山崎村はゆびおり豊かな村でした。
しかし、ある年、雨が全く降らず田んぼや畑がカラカラに乾いてしまった。
すると、ある人物が「五所神明の北の沼には、八つの頭を持つ八竜神がすんでいる。」と言いました。
村人は竜に祈りを捧げ、助けを求めました。
八竜神は村人の思いに応えるため、現在の下妻市のあたりにあった大宝沼に向かいました。
沼にはたくさんの水があり、竜神は水をお腹いっぱいに飲み込み、村へ飛び出しました。
しかし、大宝沼の守り神「大宝八幡」はこれを見逃しませんでした。
竜神は、八幡の弓矢に射抜かれ瀕死になりながらも村を目指しました。
やっとの思いで村にたどり着いたが、竜神は力尽きてしまいました。
村人は、「自分たちの村を救ってくれた八竜神さまをおまつりしよう」と
神社を建てて八竜神を祀ることにしました。
龍ケ崎コロッケ(龍ケ崎市)
龍ケ崎コロッケ
子どもたちに「大人になっても懐かしく、思い出に残るようものを食べてもらいたい」という願いから、商工会女性部のお母さんたちが考案したコロッケが龍ケ崎コロッケのはじまりでした。
その後、「コロッケ」を合言葉に、市内でコロッケを取り合え扱う個人のお店が集まり、平成15年1月に「コロッケクラブ龍ケ崎」を結成!同じコロッケでまちおこしに取り組んでいる、静岡県三島市、富山県高岡市と「コロッケの国 三国の共同宣言」を締結し、イベントなどで交流を行っています。
また「第2回ご当地名決定戦2014」では映えある栄冠を勝ち取りました。
現在もそれぞれのお店が試行錯誤し、アイディアを出し合い、常に新しいコロッケを開発するなど、進化を続けています。
茨城新聞が125周年記念事業として行った「いばらきセレクション125」にも選ばれています。
竜ケ崎線「まいりゅう号」
愛称「竜鉄」で知られる関東鉄道竜ケ崎線。
運行されるキハ2000系の車両の中には、龍ケ崎市のマスコットキャラクター「まいりゅう」がラッピングされた「まいりゅう号」があります。
その吊革には、まるで本物のようなコロッケの模造品が!
本物のコロッケから型をとり、食品サンプルの材料を使って製作されたというその吊革は、コロッケでまちおこしをしよう!という人々の意気込みが感じられます。
また、竜ケ崎線には「竜鉄コロッケ☆フリーきっぷ」という一日乗車券にコロッケの割引券が付属した、コロッケ食べ歩きに最適な切符があります。
是非、コロッケ片手にローカル線の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
道の駅かさま 「活龍」(笠間市)