十石堀
インドネシアで開催された国際かんがい排水委員会(ICID) 第70回国際執行理事会において北茨城市の歴史的なかんがい施設「十石堀」が、本県で初となる世界かんがい施設遺産として登録されました。
十石堀は、農民自らの発意と計画により、1669年に建設された約15キロメートルの用水施設です。
鉄筋コンクリート三面張り水路に改修されている区間もありますが、水源から約2kmの区間は、建設後、350年が経過した現在でも建設当時の姿のまま利用されています。
また、十石堀はプチトレッキングができることで近年観光スポットとしても注目されています。
駐車場とトイレが整備されている「十石堀親水公園」に車を停車し、そこから「瀧ノ沢水門」まで往復約1時間のお手軽コース。
標高が高いため眺望が良い場所や両側とも土の壁に覆われている自然が作り上げた遊歩道など、楽しみながら歩くことができます。
最近では、ファミリーでトレッキングを楽しむ層も増えています。難易度は4歳児あたりから完走できるレベル。小学校低学年生まではちょっとした冒険気分を味わうことのできるフィールドです!
日棚分水工前は開けているので、チェアとお弁当を持参すれば、大自然の中での軽食も可能。
県北ロングトレイルのコースとしても注目されています。
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