笠間市

豊かな自然に恵まれた笠間市は日本三大稲荷の一つ笠間稲荷神社の門前町として古くから発展。鎌倉時代から江戸時代にかけては佐白山を居城にした笠間氏によって城下町がつくられました。以降、江戸時代も発展を続け、歴史を感じる史跡や祭事、郷土芸能が数多く伝承されています。近年は「陶芸のまち・笠間」として陶芸家が多く住むことから、県内でも屈指の芸術スポットが多く、茨城県陶芸美術館や笠間日動美術館などの美術施設や窯元に多くの美術ファンが訪れます。

笠間稲荷神社

(笠間市)

1350余年の歴史を誇り、日本三大稲荷の一つとされている「笠間稲荷神社」。江戸時代末期に建てられた御本殿は、彫刻が優れていることから、昭和63年に国の重要文化財に指定されています。御祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)。生命の根源を司る「いのち」の根の神として、農業、工業、商業、水産業などあらゆる殖産興業の守護神として、人々の生活すべてに御神徳を授けてくださる神様です。境内に生える二株の藤は、樹齢400年にも及ぶもので、八重の藤は、昭和42年に県の天然記念物に指定されています。

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笠間工芸の丘

(笠間市)

笠間芸術の森公園内にあり、散歩やピクニックに最適です。施設内ではろくろ、手びねりを体験できる体験工房のほか、様々なクラフトワーク体験ができます。また、近くには「茨城県陶芸美術館」もあり、最高水準の芸術品に触れることができます。笠間焼を中心としたお土産コーナーやカフェラウンジも充実しています。

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茨城県陶芸美術館

(笠間市)

「伝統工芸と新しい造形美術」をテーマに、平成12年、誰もが気軽に立ち寄れる県立美術館として開館しました。国内外の優れた作品を鑑賞できる企画展や、茨城県ゆかりの文化勲章受章者 板谷波山・重要無形文化財保持者 松井康成のコレクション展、笠間焼の歴史や技法を紹介するコーナーなど、笠間焼・陶芸の魅力を広く発信しています。

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笠間の陶炎祭

(笠間市)

200名を超える作家や窯元が参加し、毎年50万人を超える観光客で賑わう笠間焼の一大陶器市。期間中は笠間焼の展示販売はもちろんのこと、「マイ猪口倶楽部展」などの企画展や作家が制作した「土面オークション」などが行われます。また、地元小学生が制作した土面を一堂に展示する「土面フェスティバル」など内容も盛りだくさんです。

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筑波海軍航空隊記念館

(笠間市)

笠間市には、地下戦闘指揮所など、貴重な海軍航空隊史跡が現在も残されており、過去から未来へ目を向ける様々なきっかけを与えてくれる場所として多くの人々に感銘を与えています。ベストセラー小説をもとにした映画、『永遠の0』のロケ地にもなりました。

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北山公園

(笠間市)

山の起伏をそのままに活かした園内では、高さ23mの展望台や長さ161mのローラー滑り台が大人気です。オートキャンプ場やバーベキュー場(要予約)もあり、ゴールデンウィークや夏休みには多くの家族連れで賑います。

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悪態まつり

(笠間市)

13人の氏子が白装束の天狗に扮して16か所のほこらにお供え物をして回ります。この時に悪態(悪口)を言い合い、天狗に邪魔されながらお供え物を奪い合うという変わったお祭りです。先を争ってお供え物を奪い、これを制止する青竹の音と参詣者の大声でわめく「ばかやろう」などの悪態が神聖静寂な境内にこだまします。

笠間の栗

(笠間市)

笠間市は、全国有数の栗の産地となっており、穏やかな気候と火山灰土壌により、日本一と名高い栗が生産されることで知られています。毎年秋には、人気の栗菓子の販売や栗の試食・販売、いが栗を使ったゲームが楽しめる「かさま新栗まつり」も開催され、期間中には多くのお客様で賑わいます。秋の味覚の代表格、日本一の笠間の栗をぜひご賞味ください。

笠間焼

(笠間市)

県境を挟んで隣接し、ともに陶器の産地として歩み続ける東日本屈指の窯業地「かさましこ」(茨城県笠間市と栃木県益子町)。美術館やギャラリー、陶器市などのイベントも多彩。暮らしに寄り添う独自の陶文化にふれてみませんか。

笠間の菊まつり

(笠間市)

10月中旬~11月下旬に笠間稲荷神社をメイン会場に開かれる「笠間の菊まつり」では、黄・白・ピンクなど色とりどりの菊が咲き誇ります。

笠間いなり寿司

(笠間市)

笠間稲荷神社の参道グルメ 変わり種のいなり寿司

ご当地グルメ「笠間いなり寿司」。笠間といえば笠間稲荷神社、稲荷神社といえばキツネ、キツネといえば油揚げ、油揚げといえば「いなり寿司」。その特徴は、そば・くるみ・舞茸など様々な素材を使った”変わり種いなり寿司”という点。お店によって様々な種類のいなり寿司を提供していますので、それぞれのお気に入りを探すのもおすすめです。

笠間つつじまつり

(笠間市)

昭和42年の市民によるつつじ一株運動によりはじまりました。園内には様々な品種のつつじが植えられており、最盛期には小高い山一面が燃えるように真っ赤に染まります。(開催時期は4月中旬~5月上旬)

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春風萬里荘

(笠間市)

陶芸や書道など、多方面で才能を発揮した芸術家・北大路魯山人の鎌倉の住居を笠間の地に昭和40年に移築。内部には、自らが設計した茶室など、魯山人の美意識が随所にみられます。

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かさま歴史交流館井筒屋

(笠間市)

明治中期建築の「旧井筒屋旅館本館」を当時の雰囲気のまま観光交流拠点へリノベーションした施設です。カフェや歴史展示コーナーを設け、一年を通して企画展やイベントを行なっています。

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石の百年館

(笠間市)

約100年に及ぶ採石の歴史が、貴重な資料と共に解説・展示されています。外壁には、日本伝統の「杉綾文様」が取り入れられるなど、稲田石材業の加工技術の高さを物語っています。

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ETOWA KASAMA

(笠間市)

愛宕山山頂付近にあるグランピングやキャビンをはじめとしたアウトドアリゾート施設。施設内にはアウトドアバーやファイヤープレイスがあり、非日常で上質な空間を家族や友人と過ごすことができます。

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茨城県絶滅危惧種 駒場地区のクリン草

(笠間市)

湿地に生育するサクラソウ科の多年草であり、50cm近い茎に赤、白、ピンク、紫などの花が下から階層を作るように咲きます。県の絶滅危惧種に指定され、毎年5月に開花を迎えます。

笠間の地酒

(笠間市)

笠間市では、平成25年12月に「笠間市地酒を笠間焼で乾杯する条例」を制定。笠間の地酒を笠間焼の器で乾杯する習慣を広めることで、まち全体を盛り上げています。