北浦と太平洋に挟まれた水と緑の自然が豊かな鹿嶋市は、サッカーJリーグの鹿島アントラーズの本拠地として知られています。また、鹿島ハイツ、卜伝の里運動公園、カシマスポーツセンターなどスポーツ施設の充実ぶりは目を見張るものがあります。また、鹿嶋市を代表するのは東国三社の一つの鹿島神宮です。皇紀元年(紀元前660)に創建され、武の神様として広く信仰を集め、塚原卜伝など剣聖を生んだ地として知られています。江戸時代には徳川家の崇拝を受け、国宝の直刀をはじめ、数多くの文化財があります。
観光カレンダー
3月9日 | 祭頭祭 (平日の場合、祭頭囃・春季祭は翌土曜日に実施) |
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6月第2日曜日 | 古武道奉納演武大会 |
7月中旬〜8月中旬 | 下津・平井海水浴場開設 |
8月下旬 | 鹿嶋市花火大会 |
9月1日・2日 | 提灯まち・神幸祭 |
9月2日 (12年に1度、午年に開催) |
御船祭 |
関連リンク
鹿島神宮
(鹿嶋市)
日本建国・武道の神様である「武甕槌大神」を御祭神とする神社。現在の社殿は徳川二代将軍の秀忠により、また奥宮は徳川家康、楼門は水戸初代藩主徳川頼房により奉納されたもので、いずれも重要文化財となっています。息栖神社、香取神宮とともに東国三社と呼ばれ古くから信仰を集めており、東国三社参りツアーも行われています。また、皇室や鎌倉幕府の源頼朝をはじめ、徳川幕府の徳川家康や、水戸藩の徳川光圀公などに崇拝されていました。人生を転換するターニングポイントの作用を持ち、邪魔するものをはねのけ進むパワーを持つ、勝利の武神・武甕槌大神のご神気が息づくスポットです。
県立カシマサッカースタジアム
(鹿嶋市)
約4万人収容の鹿島アントラーズのホームスタジアム。併設のサッカーミュージアムでは、選手ユニフォームなどが展示され、チームの歴史が分かるようになっています。2020年オリンピック会場です。
くわしく見る大野潮騒はまなす公園
(鹿嶋市)
360度のパノラマが楽しめる「宇宙展望塔」や平成24年度に導入された最新のプラネタリウム、鹿嶋の暮らしの今昔を展示する郷土資料館がある公園。広大な園内には海に向かって滑り降りる「ローラーすべり台」をはじめ、ザイルクライミングのある子ども広場、自然の沢を利用した渓流散策路、弁天池のある水と憩いのひろばなどがあります。
くわしく見る日本製鉄(株)東日本製鉄所鹿島地区
(鹿嶋市)
昭和43年に操業開始、鹿島港に面した鹿島臨海工業地帯に立地。鋼板ならびに建材の製造拠点として、自動車・家電向けの薄板鋼板を中心に、厚板鋼板、鋼管、形鋼など、付加価値の高い製品を製造し、かつ世界トップレベルの生産性を併せ持つ銑鋼一貫製鉄所です。また、生産面だけでなく、周辺の環境を大切にするクリーンな製鉄所を目指しています。
塚原卜伝
(鹿嶋市)
宮本武蔵との「なべぶた試合」の話で知られる塚原卜伝(1489〜1571)は、鹿島新当流の開祖。将軍足利義輝や伊勢国司北畠具教(きたばたけとものり)らの指南役も勤めました。JR鹿島神宮駅の近くの鹿詰公園には、その偉大な功績を記した碑と銅像が建てられています。墓は須賀・梅香寺跡にあり、剣の道を志す人たちが今も多く訪れています。
海水浴場
(鹿嶋市)
県内でも屈指の透明度を誇る下津海水浴場と砂浜が広く波が穏やかな平井海水浴場。海水浴期間中、両海水浴場にはライフセーバーが常駐しており安全に海水浴を楽しめます。
御船祭
(鹿嶋市)
鹿島神宮では数々の祭礼が催されますが、中でも12年に一度、午年にのみ行われるのが「御船祭」です。武甕槌大神の御分霊を祀った御神輿を載せた船団が、一の鳥居をくぐって千葉県香取市加藤洲まで水路にて向かい、水上にて同じく香取神宮の神職を乗せた船団に歓待を受けた後に鹿島へと戻ってくる、絢爛豪華な国内最大規模の水上祭です。
祭頭祭
(鹿嶋市)
色鮮やかな祭衣を身にまとった、1組約15名が約2メートルほどある樫の棒を激しく束ねるように打ち合わせて進む勇壮な祭り。鹿島神宮の行事の中でも最も規模が大きい祭典です。
提灯まち・神幸祭
(鹿嶋市)
期間中は5台の山車が街中を練り歩きます。提灯まちは大きな青竹に無数の提灯を付け、その竹を推し立てながら、最後に鹿島神宮楼門前のかがり火に投げ入れるたいへん勇壮な祭りです。
要石
(鹿嶋市)
鹿島神宮、深い鎮守の杜の最奥にひっそりと鎮座する、地震封じの「要石(かなめいし)」。ここは、太古から信仰の対象とされてきた場所でパワースポットとしても有名です。
古武道奉納演武大会
(鹿嶋市)
鹿島神宮では6月の第2日曜日を「武道の日」と定めており、武道に関係する様々な行事を行っています。特に剣聖塚原卜伝顕彰の事業である古武道大会はその中心行事になります。
栽培漁業センター
(鹿嶋市)
ヒラメや鹿島灘はまぐり、アワビなどの稚魚や稚貝の生産、放流を行っている施設。茨城県の栽培漁業などの取り組みについて、展示水槽やパネル、ビデオなどで紹介する展示施設もあります。
もつ煮
(鹿嶋市)
鹿嶋のB級グルメといえば「もつ煮」。特に有名なのは、カシマサッカースタジアム内にある鹿島食肉事業協同組合の「もつ煮」。カシマサッカースタジアムの各グルメで競われた「サントリーモルツメニューコンテスト」で優勝したこともあるほど。もつ特有の臭みが少なく、あっさりとした味わいで誰でも口にできるクセのない味は手間暇かけて作られた証です。
鹿島アントラーズ
(鹿嶋市)
住友金属サッカー団を母体とし、鹿嶋市、潮来市、神栖市、行方市、鉾田市を中心とする近隣地域をホームタウンとするサッカーチーム。チーム名の「アントラー(antler)」は英語で鹿の枝角を意味し、鹿島神宮の神鹿にちなみ、枝角は茨城県の茨をイメージしています。マスコットはシカをモチーフにした「しかお」「しかこ」「アントン」。
鹿島アントラーズクラブハウス
(鹿嶋市)
ファンとチームの交流の場となるカフェやショップ、夜間照明を完備した4面もの練習グラウンドやトレーニングルームを備えた施設。観客席からは選手の練習風景を見ることもできます。
一般社団法人アントラーズホームタウンDMO
(鹿嶋市)
スポーツのまち鹿嶋市には、毎年多くの方がスポーツ合宿でも訪れています。一般社団法人アントラーズホームタウンDMOは、鹿行5市、民間4社による官民一体の法人で、鹿行地域内のスポーツを軸としたツーリズム事業を中心に地域経済の活性化を目指しています。