南北40kmと縦に長い市域を誇る常陸太田市は、山と緑に囲まれた穏やかな自然が自慢のまちです。観光スポットとしては、竜神大吊橋、徳川光圀公の隠居所となった西山御殿(西山荘)など年間を通じてたくさんの観光客が訪れます。又独特の気候と土壌の恵みである常陸秋そばは、香り、風味で全国的に知られ、そば通あこがれのブランドとなっています。また、ブドウ、梨などの栽培も行われ、人気の味覚となっています。
観光カレンダー
2月11日 | 嵐除祭 |
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3月下旬 | 西金砂神社小祭礼・町田火消行列 |
4月下旬〜5月中旬 | 竜神峡鯉のぼりまつり |
10月下旬〜11月下旬 | 里美かかし祭 |
11月中旬 | 常陸秋そばフェスティバル里山フェア |
竜神大吊橋・竜神峡
(常陸太田市)
竜神大吊橋は、歩行者専用としては日本最大級を誇り、橋の長さは375m、湖面からの高さは100mにもなります。現在、バンジージャンプを跳ぶことができ、県内外からたくさんの方達がチャレンジをしています。竜神峡は、奥久慈県立自然公園に位置し、四季折々の景色を楽しむことができます。
西山御殿(西山荘)
(常陸太田市)
水戸藩第2代藩主徳川光圀公の隠居場所で、ここで「大日本史編纂事業」が行われました。元禄4年(1691)5月9日から同13年12月6日に亡くなるまでの10年間を過ごしました。平成28年3月に国指定の史跡及び名勝に指定されました。
画像
徳川ミュージアム所蔵 撮影 阿部浩
(C)徳川ミュージアム・イメージアーカイブ/DNPartcom
常陸秋そば
(常陸太田市)
独特の香りや風味、甘味に優れていた金砂郷在来種を親として、粒揃いがよく、味がしまり、タンパク質やデンプンを多く含んだ良質のものの選別を繰り返し、「常陸秋そば」という品種が誕生しました。香りがあり、滋味溢れる「常陸秋そば」はそば職人から高い評価を得ています。今でも原産地の金砂郷地区で収穫される常陸秋そばは希少価値が高くなっています。
くわしく見るつけけんちんそば
(常陸太田市)
常陸太田市では、昔からけんちんそばが郷土料理として親しまれてきました。ダイコン、ニンジン、ゴボウ、サトイモ、イモガラなどの野菜やこんにゃくがたっぷり入ったけんちん汁に、そばを浸しながら食べる「つけけんちんそば」は、収穫の秋を実感し、身も心も満たされるご馳走として食卓に上ってきました。
凍みこんにゃく
(常陸太田市)
凍みこんにゃくは江戸時代から作られてきましたが、昭和30年代後半から生産者が激減し、現在は常陸太田市と大子町で数軒の生産者を残すのみとなっています。藁の上に並べたこんにゃくに水をかけては凍らせ、自然解凍という作業を約20日間かけて繰り返すことで、こんにゃくの水分が抜けていきます。最後にしっかり乾燥させると、スポンジ状になった凍みこんにゃくが完成するのです。
かなさ笑楽校
(常陸太田市)
旧金砂小学校を改修した、豊かな自然体験や生活体験ができる宿泊可能な体験交流施設。今注目のeスポーツ・ボルダリングも楽しむことができます。
西金砂神社小祭礼・町田火消行列
(常陸太田市)
「金砂神社小祭礼」は6年に一度の祭典。東西の金砂神社を出発して3泊4日で常陸太田市馬場町の仮殿まで神幸します。
青蓮寺
(常陸太田市)
病気の父を迎えに豊後国(現:大分県臼杵市)から1,200kmの道のりを姉妹がやってきたという二孝女物語の舞台となりました。天武天皇が天智9年(670)から2年ほど留まっていたという由緒あるお寺です。
常陸秋そばフェスティバル里山フェア
(常陸太田市)
市内の人気店や県内のそば打ち名人が一堂に会し、常陸秋そばを使った打ちたてのそばを提供。会場内ではそば打ち体験コーナーやそば打ちの道具の販売など、多彩なイベントが開催されます。