北茨城市は、県の最北端に位置し、素晴らしい景観を望む、自然の恵みあふれる地域です。海岸・港町エリアでは、温泉や鉱泉が湧き出し、民宿や旅館が立ち並ぶとともに、五浦海岸独特の美しい景観が点在し、六角堂や茨城県天心記念五浦美術館などの観光名所があります。里山エリアでは、世界かんがい施設遺産に登録された十石堀や満天の星空サイトが有名な花園オートキャンプ場などがあります。北茨城市が発祥の地とされているアンコウ鍋は、鍋グランプリなどで優勝するなど、全国に認められている一品です。
観光カレンダー
1月下旬 | 全国あんこうサミット |
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5月2日・3日(5年に1度) | 常陸大津の御船祭 |
8月下旬 | 北茨城市民夏まつり |
関連リンク
六角堂&茨城県天心記念五浦美術館
(北茨城市)
明治38年に岡倉天心が自ら設計したもので、「観瀾亭」ともいわれ、朱塗りの外壁と屋根に宝珠を装った六角形の建物です。
周辺は五浦海岸と呼ばれ、大五浦・小五浦の一部は、県初となる国の登録記念物に認定されるなど景勝地としても有名です。
また、近くには茨城県天心記念五浦美術館があり、岡倉天心や横山大観など五浦ゆかりの人々の作品が鑑賞できます。
花園神社&花園渓谷
(北茨城市)
征夷大将軍・坂上田村麻呂の創建ともいわれる花園神社。大杉、高野槇の老木が立ち並び、木々の緑に朱塗りの仁王門、拝殿、本殿が映える様は荘厳で、特に石楠花におおわれる春の美しさは格別です。
また、カエデやヤマモミジが織りなす紅葉の色艶やかな渓谷風景も必見です。
さらに、同エリアで、四季折々のキャンプが楽しめる花園オートキャンプ場も人気です。
十石堀
(北茨城市)
十石堀は350年以上前の江戸時代前期に築造された延べ約13kmの農業用水路です。現在は約15kmとなり、水源から約2kmの区間は、ほぼ建設当時の姿のまま利用され、周辺地域の水田にはなくてはならない疎水として、維持管理されています。その長年の功績が認められ、世界かんがい施設遺産に登録されました。十石堀のほぼ中央に位置する親水公園から、東に約3km、西に約2kmを水路沿いに歩くことができます。
くわしく見る北茨城の名湯
(北茨城市)
湯量豊富で泉質良好な温泉が各所にあり、それぞれ効能が異なるため、温泉めぐりも楽しめます。
また、市内には、太平洋の絶景を眺めながら入浴することができる自慢の宿や日帰り入浴ができる施設も多数あります。
常陸大津の御船祭(国指定重要無形民俗文化財)
(北茨城市)
平成29年3月に国の重要無形民俗文化財に指定されたお祭りで、5年に1度、5月2~3日に行われる大祭です。大津町の佐波波地祇(さわわちぎ)神社から御霊を船に移し、神船となった船を御船歌や囃しにあわせて曳き、陸路を走ります。船底に車輪が無いため、ソロバンと呼ばれる木枠を敷き、船を左右に揺らしながら進みます。大勢の曳き手によって進む船の姿は圧巻です。次回:2024年5月2日〜3日開催
アンコウ鍋(どぶ汁)
(北茨城市)
北茨城市の郷土料理である「アンコウ鍋」は、全国の鍋グランプリで優勝するなど、味・質ともに認められた一品です。また、水を一切使用せず、あん肝をすり潰し、アンコウと野菜の水分のみで作る「どぶ汁」は、北茨城市が発祥の地とされており、濃厚な味わいが特徴です。
くわしく見る大津漁港 市場食堂
(北茨城市)
黒潮と親潮が交差する好漁場である茨城沖を目の前に、新鮮な海鮮料理を提供する食堂。
肉厚の刺身、ボリューム満点の鍋など、港町ならではの料理や、あんこう鍋など旬の魚料理を存分に楽しむことができます。
また、同じ敷地内には物産センターや北茨城市漁業歴史資料館などがあり、地元ならではの海産物、農産物を購入することもできます。
北茨城市家族キャンプ村花園オートキャンプ場
(北茨城市)
初夏の新緑、秋の紅葉など、季節を変えてリピートしたくなるキャンプ場。オートキャンプ区画はすべてAC電源、水道付き。小さな子どもが遊べるじゃぶじゃぶ川・池や大きな風呂も完備されており、ファミリーキャンパーにも大人気です。夜空に広がる星々を眺めながらのキャンプを是非楽しんでみませんか。
くわしく見る