東に小貝川、西に鬼怒川が流れ、その間にある市街地は北から伸びる洪積台地の末端となっています。小貝川沿岸の低地は「万葉集」に詠まれた鳥羽の淡海跡で、水田地帯となっています。主な観光スポットは、茨城百景に選定されている「砂沼」や関東最古の八幡様の「大宝八幡宮」などがあります。また、鬼怒川や小貝川沿いでは水辺に親しむイベントが開催され、水と緑に親しむ環境が整っています。下妻市は県内有数の梨生産地。若手有志が生み出した商品には、甘くてみずみずしい「甘熟梨」などがあります。
観光カレンダー
1月11日 | おめざめ祭・追儺祭 |
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3月第1日曜日 | 道祖神祭 |
5月下旬 | 小貝川フラワーフェスティバル |
8月上旬 | 下妻まつり(千人おどり・砂沼の花火大会) |
9月第1土曜日 | タバンカ祭 |
10月中旬 | しもつま砂沼フェスティバル |
大宝八幡宮
(下妻市)
大宝元年(701)、藤原時忠公が筑紫(つくし)の宇佐神宮を勧請創建したのが始まりです。天台宗の古い経文の奥書に「治承三年(1179)己亥七月二十二日の未時書了於常陸州下津間八幡宮書了兼智」とあるため、平安末期にはすでに八幡信仰が盛行していたことが分かります。「吾妻鏡(あづまかがみ)」に下妻宮(しもつまのみや)と記され、文治5年(1189)、奥州征伐達成の際、源頼朝公が鎌倉の鶴岡八幡宮を勧請し摂社若宮八幡宮を創建されました。
さん歩の駅サン・SUNさぬま
(下妻市)
中心市街地の新たなにぎわい拠点。2Fカフェレストランでは、茨城百景「砂沼」の美しい景観を眺めながら地元食材を使用したメニューや人気のスイーツなどを楽しむことができます。また、1F観光物産販売所では、市内・県内特産品が揃い、なかでもオリジナル商品「下妻甘熟梨フィナンシェ」は、新たな地元土産品として注目の商品です。平成30年、この施設を含めた砂沼周辺地区の都市再生整備計画事業が、第13回まち交大賞の「国土交通大臣賞」に選ばれました。
くわしく見る下妻甘熟梨
(下妻市)
県内有数の梨の産地である下妻市のオリジナルブランド梨。地元若手生産者が土づくりから圃場を見直し、梨づくりを再構築。通常115日前後で収穫するところを125日前後まで樹熟させてから収穫します。梨は高血圧や便秘にも効果があることに着目。健康にも良いことをPRし、規格外の甘熟梨で関連商品として「梨のリキュール」や「下妻甘熟梨のフィナンシェ」といったお菓子にも加工販売されています。
ビアスパークしもつま
(下妻市)
ビアスパークしもつまは、温泉施設、ホテルや農産物直売コーナーを備えた売店などが設置されています。敷地内には広場もあり、家族連れでも一日ゆっくり過ごせる施設です。
小島草庵跡
(下妻市)
親鸞聖人が越後流罪と滞留7年の後、建保2年(1214)、妻子を伴って常陸国に入り最初に居住したのが、小島草庵といわれています。草庵跡には「四体仏」と呼ぶ五輪塔と「稲田恋しの銀杏」の大樹があります。
江運用水旧溝「宮裏両樋」
(下妻市)
宗任神社の裏手にある宮裏両樋。全国に数ある登録文化財の中でも珍しい農業施設としての登録です。明治33年に設けられた灌漑用の分水施設。レンガ作りの歴史的にも貴重な施設です。
WaiWaiドームしもつま
(下妻市)
WaiWaiドームしもつまは、全天候型の屋根付広場(1,800㎡)、フルコンクリートのスケートボード広場、ボルダリングや未就学児向け遊具などを備えた、多世代多目的に利用できる、まちなかにぎわい広場です。
下妻まつり
(下妻市)
千人おどりでは、市内の自治区や事業所からの参加者が「下妻シッチョメ」や「下妻小唄」の音楽に合わせて踊り、その後行われるしもつま砂沼の花火大会では、迫力満点のメガスターマインがまつりのフィナーレを飾ります。
鬼怒川流域交流 Eボート大会
(下妻市)
“川を活かした新しい文化の創造”を目的に開催され、毎年熱い戦いが繰り広げられます。Eボートは、10人乗りの手漕ぎボートで誰でも(everybody)、簡単に(easy)、楽しむこと(enjoy)、ができます。