海の幸にも恵まれている茨城県。
暖流と寒流が交わる茨城沖は、一年中魚が豊富な漁場となっています。というわけで、ここでは一般の人でも気軽に購入することができる茨城の観光魚市場を紹介!北に行くほど遠洋漁業で水揚げされた魚が並び、南に行くほど近海魚を中心としたラインナップになる茨城の市場。茨城の海の幸を満喫したいなら絶対に見逃せません!
ひたちなか市
その日の朝に水揚げされた新鮮な魚介類をリーズナブルな価格で販売する量販店街として人気があり、関東を代表する観光市場として県内外から毎年およそ100万人が訪れています。また、旬の海鮮料理や、大きく新鮮なネタが自慢の回転すしなど、港町ならではのお食事処も多数軒を連ねています。
くわしくみる北茨城市
しらすや近海魚といった地元海産物や、北茨城の特産品かまぼこなどの加工食品、そして地元農家が毎朝届けてくれる農産物を販売する7店舗が集まっています。また、隣には大津漁港直営の市場食堂や、北茨城市漁業歴史資料館「よう・そろー」もあり、一日中楽しむことができるスポットです。
くわしくみる日立市
日立港のすぐそばにある『道の駅 日立おさかなセンター』。久慈町漁協が運営する漁師直結の直販施設で、広い駐車場に、レストランや売店・食堂なども併設しています。各店舗に並ぶ鮮魚は、常陸沖の底引き網で獲れた近海魚が中心。大きな市場では高くて手に入らないような魚も、リーズナブルに買えるのが魅力です。
くわしくみる日立市
飛勘水産直営の「さかな」と「めし」が楽しめるドライブイン。お土産から、夕飯のおかずまで、日立市久慈漁港をはじめとする茨城県内の漁港から水揚げされた新鮮な魚介類が豊富に揃っています。また併設の飲食店では、月に2回、マグロの解体ショー、月に1回のすし食べ放題、ライブイベントなど様々なイベントも開催されています。
くわしくみる大洗町
大洗漁港で水揚げされたばかりの、新鮮でおいしい魚を漁師味のどんぶりや浜焼きで楽しめる「大洗海鮮市場」。漁港ならではの鮮魚はもちろん、お土産に最適な自家製の干物などが人気。また、食事の利用をすると、お買い物10%OFF券をプレゼント!食事の後は是非お土産を買うことをオススメします。
くわしくみるあんこう
南のふぐに北のあんこうと並び賞されるあんこうは、茨城を代表する冬の味覚。肉は脂肪が少なく低カロリー。寒さに備えて肝臓が肥大する10月から3月までが旬で、県内各地であんこう鍋などが楽しめます。
ひらめ
茨城県の魚に指定されているひらめは脂質の量が最大になる冬(12月〜2月)が旬。福島から茨城の海でとれるひらめは「常磐もの」(じょうばんもの)と呼ばれ、食通の間で高い評価を受けています。
鹿島灘はまぐり
鹿島灘の水深約2メートル以上の深い場所に生息する鹿島灘はまぐりは漁獲量が少なく希少品です。殻はなめらかでつやがあり、内湾産よりやや厚めになります。産卵を前に身が大きくなる春が一番美味しい時期です。
かつお
常磐沖は、夏をはさんで初がつおから戻りがつおまで長い期間にわたって新鮮なかつおを味わえる貴重な地域です。特に那珂湊漁港は茨城県内で唯一かつおの水揚げが行われている漁港で新鮮なかつおが味わえます。
しらす
「カタクチイワシ」や「マイワシ」などイワシ類の稚魚のことで、茨城県の水産物を代表するもののひとつです。県内全域で漁獲されますが、北茨城市、日立市、大洗町、鹿嶋市の漁獲量が多くなっています。