真壁のひなまつり ピックアップ

真壁のひなまつりは町おこしを考える数名の住民有志から始まったお祭りです。「寒い中、真壁に来てくれる人をもてなせないか」というひと言から、「町なかにお雛様を飾ろう」という発想が飛び出し、それを見ていた周りの町の住民たちも自主的にお雛様を飾り始めました。今ではお雛様が100軒以上に飾られ、観光客も約6万人が訪れるイベントに。“おもてなしの心”から始まったお祭りは、真壁の人たちの心の温かさがあふれでていて、”日本の懐かしい心の風景”を思わせます。
そんな真壁のひなまつり。登録文化財になっているスポットを中心に少しご紹介いたします。

潮田家住宅

真壁のひなまつり_潮田家住宅_1

屋号を「鶴屋」と称し、かつては呉服商を営んでいた潮田家。黒漆喰の町屋づくりの見世蔵や袖蔵、脇蔵で構成された建物群は見応えがあり、国の登録有形文化財に指定されています。江戸時代から続く名家に飾られるのは、江戸・明治・大正・昭和、それぞれの時代を映すひな人形。豪華な8段飾りや骨董的価値のあるものなど、多彩な雛飾りを鑑賞することができます。

 

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伊勢屋旅館

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明治中期に建てられた建物は、国の登録有形文化財。江戸末期まで料亭「勢州楼」として真壁一の知名度を誇り、現在は宿泊や食事を提供する旅館業を営んでいます。中に入ると昔のままの帳場や長火鉢があり、当時の様子が偲ばれます。ひなまつりの期間中は、豪華な座敷飾りが出迎えてくれるほか、限定メニュー「弥生の風」を味わうことができます。

 

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星野家住宅

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伝統的な町屋の形式を受け継ぐ店舗と、小規模ながら端正な書院造風の主屋で構成された星野家住宅。国の登録有形文化財である建物は、普段はギャラリーとして活用されています。江戸・大正・昭和の雛飾りが展示され、江戸中期につくられた享保雛や、約100年前につくられた古今雛など、和の伝統を感じさせるお雛様をのんびりと鑑賞することができます。

 

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村井醸造

明治時代に建てられた店舗や脇蔵、大谷石造りの石蔵などの建物群は国登録有形文化財に指定されています。蔵に代々伝わる雛飾りに加え、酒蔵見学やお酒の試飲もできます。

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川島書店見世蔵

江戸末期に生薬商の店舗として建設されたと伝えられる見世蔵。国の登録有形文化財に指定されている建物の風情ある雰囲気をいかし、歴史を感じさせる多数の雛人形を展示しています。

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かわしま洋品店

お店の中を通り抜けた敷地の奥にある登録有形文化財の土蔵には、所狭しとさまざまなひな飾りが並んでいます。

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高久家

塗屋造の建物は、国の登録有形文化財。石の街・真壁のご当地キャラ「いしおさん」をかたどったいしお雛にも注目。

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旧真壁郵便局

かつて郵便局として使われた建物は、木造にモルタル洗い出しで洋風に仕上げられた国の登録有形文化財です。

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桜川市観光協会 真壁と登録文化財

  • 【ID】P-683
  • 【更新日】2024年2月1日
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