茨城の新しいお土産

令和5年度秋の茨城デスティネーションキャンペーンに向けて開発された、茨城県を代表する新しいお土産品をご紹介します。
ほしいもや栗、福来みかんなど、県の名産品と各企業の技術から生み出された新たなお土産の数々。
これまでの定番お土産に加えて、『新しい茨城の味』をお楽しみください。

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ぱくぱく干しいもシュトレン
パン工房ぐるぐる

おみたまプリン茨城のお芋
株式会社山西商店

まるでほしいも
筑波ハム(つくば陣屋)

いばらきのわらびもち
株式会社丸三老舗

ライスフィナンシェ(栗)
ライステクノロジーかわち株式会社

日の丸ウイスキー ハイボール
日の丸ジン蔵風土(クラフト)ジンソーダ

木内酒造株式会社

ぱくぱく干しいもシュトレン

ぱくぱく干しいもシュトレン
ぱくぱく干しいもシュトレン
ぱくぱく干しいもシュトレン
ぱくぱく干しいもシュトレン

茨城を代表する味、“ほしいも”をシュトレンで気軽に楽しむ

「パン工房ぐるぐる」は、「お店と家を“ぐるぐる”と行き来するように、何度も通ってほしい」という思いを込めて命名した店名。その願いとおり、店の看板商品である『奥久慈卵のとろ~りクリームパン』は、テレビや雑誌でも取り上げられ、1日千個以上を売り上げる人気商品となっている。 創業の地がほしいもの名産地・ひたちなか市であることから、10年ほど前から『干しいもシュトレン』を販売している。ほしいもを生地に練り込んだり挟んだりする中でたどり着いたのが、〈包む〉。その特長であるねっとり感を生かすには、この方法が一番だという。シュトレンの食べ方としては少しずつ切って楽しむものだけど、もっと日常的に気軽に食べてもらいたいと誕生したのが『ぱくぱく干しいもシュトレン』だ。
中央には、シロップに漬け込んだ紅はるかのほしいも。常温保存に必要な糖度は、サツマイモの風味が消えないよう調整に気を配ったという。見た目は一口パンのようだが、代表取締役社長の栗原淳平さんいわく「パン屋が作る発酵菓子」。材料に水を使うパンとは違い、水を使わず小麦粉とバター、牛乳、砂糖のみで作るシュトレン生地は、パンのように酵母で発酵させるため、サクッとした心地よい食感が楽しめる。「茨城を訪れた人が、ほしいもの本場・茨城県で『ぱくぱく干しいもシュトレン』を買う、その体験が旅の一つの思い出になってほしい」、そんな思いも詰め込んだ。

パン工房ぐるぐる
茨城県那珂市菅谷5360-1
029-352-2560
販売店
パン工房ぐるぐる那珂本店
茨城県那珂市菅谷5360-1
029-352-2560
JR水郡線上菅谷駅から徒歩5分
周辺観光地
一乗院
茨城県那珂市飯田1085
最寄駅/JR水郡線上菅谷駅
パン工房ぐるぐるひたちなか店
茨城県ひたちなか市中根3174-6
029-219-8520
JR常磐線勝田駅から車で5分
周辺観光地
国営ひたち海浜公園
茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
最寄駅/JR勝田駅
ラ・メゾン・デュ・パンクリハラ
茨城県水戸市笠原町1373-1
029-291-7775
JR常磐線水戸駅から車で10分
周辺観光地
偕楽園
茨城県水戸市常磐町一丁目3
最寄駅/JR常磐線水戸駅

おみたまプリン茨城のお芋

おみたまプリン茨城のお芋
おみたまプリン茨城のお芋
おみたまプリン茨城のお芋
おみたまプリン茨城のお芋

メディアでも話題のおみたまプリン、新作テーマは茨城のお芋

2005年に、茨城空港開港に向けた地元のお土産として誕生した『おみたまプリン』。茨城県の豊かな自然の中、こだわり飼料で育った若鳥が初めて産む貴重な初生卵(しょせいらん)を使った最高級プリンとして、メディアでも取り上げられ話題になった。その後、購入しやすいカップのプリンを開発。現在のラインナップは、スタンダード3種(カスタードとミルク、栗)と季節限定商品(チョコレート、ロイヤルミルクティなど)だ。県産の平飼い卵と地元酪農家から仕入れるノンホモ牛乳(※)が使われ、自然にできるクリーム層とプリン層が一つの特徴だ。 新たに開発したおみたまプリンのテーマは、茨城のお芋。牛乳と卵白で作るミルクプリンにサツマイモペーストを混ぜている。カラメルは、お芋の風味を消さないように味を調整した。「もともとは、茨城の農産物を知ってもらうために始めたプロジェクトです。おみたまプリンをとおして茨城の農産物のおいしさを知ってもらい、実際に購入につながればと思っています」と代表取締役の山西弘一郎さんは、茨城の農家へエールを贈る。一方で、百里バルーンクラブ代表として、茨城空港で熱気球体験イベントにも携わっている山西さん。「海外の観光客も戻りつつある今、熱気球とグルメ、グランピングを組み合わせた体験型の企画も今後考えていきたいですね」と思いは膨らむ。

※「ノンホモ牛乳」成分の均質化(ホモジナイズ)をしていない牛乳のこと。扱いが難しいが、牛乳本来の芳醇は風味が味わえる。

株式会社山西商店
茨城県小美玉市小川1505
販売店
空のえきそ・ら・ら物産館
茨城県小美玉市山野1628-44
0299-56-5700
JR常磐線石岡駅から車で20分
周辺観光地
茨城空港
茨城県小美玉市与沢1601-55
最寄駅/JR常磐線石岡駅
茨城味撰倶楽部
茨城県水戸市宮町1-6 エクセルみなみ3F
029-228-2230
JR常磐線水戸駅 駅ビルエクセルみなみ内
周辺観光地
弘道館
茨城県水戸市三の丸1-6-29
最寄駅/JR常磐線水戸駅

まるでほしいも

まるでほしいも
まるでほしいも
まるでほしいも
まるでほしいも

独自開発のヨーグルトと茨城の名産品ほしいもの組み合わせ

茨城県の希少なブランド豚『常陸(ひたち)の輝き』を使ったハムやベーコンなど、食肉加工品を製造販売する「筑波ハム」。ヨーグルトも主力商品の一つで、「もともとは養豚農家でしたが、子豚の腸内環境を整えるために、研究者の方と共同で乳酸菌の開発を行いました」と、代表取締役社長の齋木一素さんはヨーグルト製品誕生の経緯を話してくれた。現在販売しているヨーグルトは、その際に共同開発した乳酸菌6種を使っている。
新商品『まるでほしいも』は、生産量日本一の茨城県の“ほしいも”と、“オリジナル乳酸菌”を組み合わせたものだ。使用するのは、天日干ししたべにはるかのほしいも。これを牛乳、砂糖と一緒に一時間以上煮込み、目の細かい裏ごし器でこして、ヨーグルトと混ぜ合わせた。ほしいもの含有量は約20%。濃厚で滑らかな舌触りの中、ちぎったほしいもが、食感のアクセントになっている。
一方ヨーグルトは、長時間熟成させたねばりのあるものを使用。乳酸菌の数は一般的なヨーグルトの約20倍、1mlあたり20億個入っているという。そこにほしいもを加えることで、「茨城の良さをミックスしたスイーツヨーグルトという新しい展開の商品に仕上がりました」と乳製部部長の岩本俊典さんは自信をのぞかせる。

筑波ハム(つくば陣屋)
茨城県つくば市下平塚383
029-352-2560
販売店
つくば陣屋
茨城県つくば市学園の森3-21-1
029-879-9101
つくばエクスプレス研究学園駅から徒歩15分
周辺観光地
筑波山
茨城県つくば市筑波1
つくばエクスプレスつくば駅
つくばエキスポセンター
茨城県つくば市吾妻2-9
つくばエクスプレスつくば駅

いばらきのわらびもち

いばらきのわらびもち
いばらきのわらびもち
いばらきのわらびもち
いばらきのわらびもち

風味と食感を楽しめる3つの餡を、みずみずしいわらび餅で包む

全国から多くの参拝客が訪れる鹿島神宮にほど近く、創業200年を超える歴史を持つ老舗和菓子店。店の代名詞ともいえる、昭和天皇・鹿島神宮献上銘菓『鹿島立最中』は、多くの人が間違いのない逸品として買い求める人気商品だ。一方で、都内でも人気の高いフルーツ大福など、新商品開発にも意欲的に取り組んでいる。
今回新しく開発した土産品は、茨城県産の栗、サツマイモ、カボチャを使った3種の餡を、ぷるぷる食感のわらび餅で包んでいる。試作段階では、3種の餡の味の違いがわかりにくく、味に変化をつけるため試行錯誤を重ねた。栗餡には全国的に産地として有名な笠間・小田喜商店の渋皮煮を、そしてカボチャ餡には刻んだカボチャの種、サツマイモ餡にはカットバターをプラス。それぞれ風味がアップするとともに、色合いや食感の違いも楽しめるようになった。
パッケージデザインは、SNSで公募したデザイナーに依頼。「既存の枠から飛び出した商品にしたい」という代表取締役社長の笹沼和彦さんの言葉には、歴史と進化を両立させながら、茨城県のお土産を牽引していくべき老舗の自負と責任感が込められている。

株式会社丸三まるさん老舗ろうほ
茨城県鹿嶋市宮中1–9-22
0299-82-1727
販売店
丸三老舗神宮駅前店
茨城県鹿嶋市宮中2-9-6
0299-83-0303
JR鹿島線鹿島神宮駅から徒歩5分
周辺観光地
鹿島神宮
茨城県鹿嶋市宮中2306-1
最寄駅/JR鹿島線鹿島神宮駅
カシマサッカースタジアム
茨城県鹿嶋市神向寺後山26-2
最寄駅/JR鹿島線鹿島サッカースタジアム駅(鹿島神宮駅)

ライスフィナンシェ(栗)

ライスフィナンシェ(栗)
ライスフィナンシェ(栗)
ライスフィナンシェ(栗)
ライスフィナンシェ(栗)

米の加工品・ライスジュレで、もっちりしっとりした食感に

お米の消費が年々減少する一方で、グルテンフリーの米粉菓子など、米の加工品が注目を浴びている。ライステクノロジーかわちは、米の加工品・ライスジュレの製造販売会社として2016年に設立。ライスジュレとは、米と水のみで作る米ゲルで増粘効果がある。菓子や食品に混ぜることで、滑らかさや膨らみがアップするという。
2019年には、このライスジュレを使い、国産米粉のグルテンフリー菓子作りをスタートさせた。ライスジュレの効果でもっちりとした食感のフィナンシェは、奥久慈茶の風味豊かな味わいで人気商品だ。さらに地域性のある商品開発を目指し、県産の栗を使い新たなフィナンシェを誕生させた。まず生地に栗のペーストを練り込んだが、香りが弱いと感じ、生地の中に崩した甘露煮を混ぜ込んだ。そうすることで栗そのものの味がダイレクトに伝わり、歯ごたえも加わって“栗感”が増した。「茨城を訪れた人に、茨城の栗とお米のおいしさを伝えられる一品になった」と取締役工場長の野田修平さん。これまでにも、県内のりんご園や梅専門店などと共にフィナンシェを作ってきたが、その蓄積されたノウハウを使い、今後さらに様々な素材で新商品を作っていきたいと話してくれた。

ライステクノロジーかわち株式会社
茨城県稲敷郡河内町長竿3693-2
029-352-2560
販売店
ポケットファームどきどき牛久店
茨城県牛久市猪子町967-1
029-879-8800
JR常磐線牛久駅から車で10分
周辺観光地
牛久大仏
茨城県牛久市久野町2083
最寄駅/JR常磐線牛久駅
かわち夢楽(むら)
茨城県稲敷郡河内町長竿4641
0297-60-5111
関東鉄道竜ヶ崎線竜ヶ崎駅から車で25分
周辺観光地
こもれび森のイバライド
茨城県稲敷市上君山2060-1
最寄駅/JR常磐線牛久駅

日の丸ウイスキー ハイボール
日の丸ジン蔵風土(クラフト)ジンソーダ

日の丸ウイスキー ハイボール日の丸ジン蔵風土(クラフト)ジンソーダ
日の丸ウイスキー ハイボール日の丸ジン蔵風土(クラフト)ジンソーダ
日の丸ウイスキー ハイボール日の丸ジン蔵風土(クラフト)ジンソーダ
日の丸ウイスキー ハイボール日の丸ジン蔵風土(クラフト)ジンソーダ

培ってきた発酵技術と地元素材を使い、ここでしか作れないウイスキー

木内酒造は1823年創業。清酒『菊盛』や『常陸野ネストビール』、『木内梅酒』など、この土地でできる酒造りを追求して、現在世界30カ国以上へ茨城の酒を届けている。そして2020年、筑波山を望む最高のロケーションに〈八郷蒸溜所〉を開設し、ウイスキー製造を本格的に始動させた。

日の丸ウイスキー ハイボール

酒造りで培ってきた発酵の技術で、麦本来の甘みが感じられる大麦原料のモルトウイスキーをメインに、米(菊盛で使用)、小麦(ネストビールで使用)でグレーンウイスキー(※1)も製造。今回発売するハイボールは、モルトウイスキーとお米のグレーンウイスキーをブレンド。「お米由来の味わいを楽しんでほしい」と洋酒製造部マネージャーの川﨑裕一さん。

日の丸ジン蔵風土 ジンソーダ

蒸留の際に漬け込む国産ボタニカル(※2)に、柚子や山椒、県産古内茶などを使用している『日の丸ジン蔵風土』。ジンソーダのボタニカルは、石岡市産の福来みかんをフィーチャー。製造担当の今泉喬志郎さんによると、「果汁も加え、より柑橘の香りが感じられる」そうだ。 名称の〈日の丸〉には、地元の素材を使い、八郷の環境で作ったウイスキーが、日本を代表するウイスキーになることへの願いが込められている。土日祝日には予約制で工場見学も行っており、筑波山を眺めながら、この地で蒸留・熟成されたウイスキーを味わう贅沢な時間が、旅をより豊かなものにしてくれるだろう。

※1「グレーンウイスキー」大麦麦芽のみで作るモルトウイスキーに対して、大麦以外に小麦やトウモロコシなどの穀物類を混ぜて作るウイスキー。
※2「ボタニカル」ジンを蒸留する際に香りづけとして使用する植物。ジンに必要不可欠なジェニパーベリーの他に、コリアンダーやシナモン、レモンピールなど様々なものが使われる。

木内酒造株式会社 本社
販売店
木内酒造本店
茨城県那珂市鴻巣1257
029-270-7955
JR水郡線常陸鴻巣駅から徒歩5分
周辺観光地
茨城県植物園
茨城県那珂市戸4589
最寄駅/JR水郡線瓜連駅
日の丸ウイスキー 石岡 Tasting Room
茨城県石岡市国府一丁目1892-3
029-219-8520
JR常磐線勝田駅から車で5分
周辺観光地
いばらきフラワーパーク
茨城県石岡市下青柳200番地
最寄駅/JR常磐線石岡駅
木内酒造1823 水戸店
茨城県水戸市宮町1-7-31 水戸駅ビル エクセルみなみ3F
029-302-5959
JR常磐線水戸駅 駅ビルエクセルみなみ内
周辺観光地
水戸城大手門
茨城県水戸市三の丸2丁目地内
最寄駅/JR常磐線水戸駅