国営ひたち海浜公園のコキア

茨城県ひたちなか市

「きて みて さわって コキアカーニバル」
令和4年10月1日(土)〜30日(日)

春はネモフィラで青に染まる「みはらしの丘」が、秋は3万3千本のコキアで真っ赤に色づきます。
初夏に植栽された小さな緑色のコキアが少しずつ成長し、秋の深まりとともに緑から赤へと色づいていきます。その過程の「グラデーションコキア」やピークを過ぎ赤から茶色へ色が抜けていく時期の「黄金コキア」など、10月下旬までさまざまな色合いのコキアを楽しむことができます。

 

国営ひたち海浜公園のコキア
紅葉見頃過ぎ
(10月26日現在)

茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園では、約33,000本のコキアが緑から赤へと色を変え、広大なみはらしの丘を秋色に彩ります。
10月12日(水)に紅葉の見頃を迎えました。
最新の紅葉情報は国営ひたち海浜公園公式サイトでご確認ください。

国営ひたち海浜公園のコキア
国営ひたち海浜公園のコキア

「みはらしの丘」に絶景が広がる国営ひたち海浜公園

国営ひたち海浜公園は、茨城県ひたちなか市にある国営公園です。広大な園内では、四季折々さまざまな花や植物を楽しむことができ、中でも「みはらしの丘」一面を彩る春の真っ青なネモフィラと、秋の真っ赤なコキアが国内外で話題を呼び人気です。
さらに、レンタルもできるサイクリングコースやこだわりのカフェ、多彩なアトラクションが揃う遊園地「プレジャーガーデン」で遊んだり、自然体験からスポーツ、文化・クラフト体験までたくさんのイベントが年間を通して多数開催されていたりと、さまざまな楽しみ方ができます。

国営ひたち海浜公園のコキア

四季折々の花や植物を楽しむことができます

国営ひたち海浜公園のコキア

春のネモフィラは日本を代表するほどの絶景

国営ひたち海浜公園のコキア

大観覧車などアトラクションが人気の遊園地

秋のみはらしの丘に広がる約3万3千本のコキア

コキアは、和名では「ホウキグサ」と呼ばれ、実際に乾燥させてほうきの材料となっていました。国営ひたち海浜公園のコキアは、ネモフィラが刈り取られた初夏のみはらしの丘に、毎年手作業で植えられます。その数、なんと約3万3千本。15cmほどの小さな黄緑色の苗が、8月下旬には70cmほどの大きさにまで成長し、10月に入ると上から少しずつ赤く色づいていきます。
モコモコとしたかわいらしい形と、訪れる時期や時間によって違った色づきや印象が楽しめることから、春のネモフィラと並んで、公園を代表する風景となっています。

国営ひたち海浜公園のコキア

10月には大きく成長し真っ赤に色づきます

国営ひたち海浜公園のコキア

真っ赤なコキアの中を、順路に沿ってみはらしの丘の頂上まで歩いていくことができます

国営ひたち海浜公園のコキア

みはらしの丘から見下ろす風景も絶景です

国営ひたち海浜公園のコキア

マルマルモコモコとしたその形は、まるでいきもののよう

国営ひたち海浜公園のコキア

期待に胸が高まる、大通りから望むみはらしの丘

今年は、自分だけのコキア探しを楽しんでみては

コキアは例年10月中旬に「紅葉見頃」となります。紅葉のピークは1週間から10日ほど続き、みはらしの丘一面を真っ赤に染め上げます。

しかし、モコモコとしたコキアの魅力は、真っ赤な時期だけではありません。夏から9月にかけての「緑コキア」の時期に、青空の下さわやかに広がる一面の緑のモコモコが少しずつ成長していく様子を見るのも、10月に入って、頭の方から少しずつ赤みががってくる「グラデーションコキア」の赤と緑の絶妙な色合いのバランスを見るのも楽しみ方のひとつ。さらに、「赤コキア」の色づきのピークを過ぎてほうき色に近くなっていく「黄金コキア」など、真っ赤だけではないコキアのさまざまな表情を楽しんでみてはいかがでしょうか。
また、混雑するお昼前後を避けて比較的早い時間帯や夕方なども、日差しによっても印象が変わってきますのでおすすめです。

国営ひたち海浜公園の公式サイトでは、紅葉予想に加え、園内の混雑予想も公表されています。毎年楽しめるコキアですから、混雑を避けながら、今年はいつもと違う時期や時間にコキアの新たな表情を見つけに行くというのも、新しい旅のテーマかもしれません。ぜひ、いままで見たことのなかったコキアの風景を発見してみてください。

混雑予想カレンダー(国営ひたち海浜公園)

緑コキア
国営ひたち海浜公園のコキア

7月初旬、少しずつ成長していく緑色のコキア

国営ひたち海浜公園のコキア

9月下旬、70cmほどに育つと少しずつ色づきはじめます

グラデーションコキア
国営ひたち海浜公園のコキア

緑コキアの頭の方から赤い色に変わっていきます

国営ひたち海浜公園のコキア

色が変わってもモコモコとしたかわいさは変わりません

黄金コキア
国営ひたち海浜公園のコキア

赤のピークが過ぎると赤と茶の落ち着いた雰囲気に

国営ひたち海浜公園のコキア

西日を浴びると輝くようで「黄金コキア」と呼ばれるように

コキアだけではなく、「ちょい足し」でさらにフォトジェニックに

みはらしの丘は、一面をモコモコのコキアで埋め尽くされていますが、その周辺には、コキアをさらに彩る草花が広がっています。その代表格が、赤・ピンク・白の約283万本のコスモス。そして、真っ白な花と緑の葉がさわやかなソバの花です。それぞれ、みはらしの丘をバックにすると、コキアとのコントラストが鮮やかな「映える」写真を撮ることができます。
また、みはらしの丘周辺以外でも、可憐なキバナコスモスやリュウキュウハギなど秋の花を楽しむことができ、10月下旬にはコキアの紅葉と入れ替わるように、秋バラのシーズンが始まっていきます。

コスモスとの組み合わせで、よりメルヘンチックな雰囲気に

コスモスとの組み合わせで、よりメルヘンチックな雰囲気に

青空とのコントラストも鮮やかな、ソバの花とのコラボ

青空とのコントラストも鮮やかな、ソバの花とのコラボ

常陸ローズガーデンでは、秋バラが見事に咲き競います

常陸ローズガーデンでは、秋バラが見事に咲き競います

Information

国営ひたち海浜公園

茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
TEL:029-265-9001

開園時間
9:30~17:00
10月15日(土)、16日(日)、22日(土)、23日(日)は朝8:30に開園
休園日
火曜日(祝日の場合はその直後の平日)
ただし、10月は毎日開園
料金
大人(高校生以上)450円、シルバー(65歳以上)210円、中学生以下無料
10月1日(日)、8日(日)は入園料が無料になります
※料金は季節により異なります。おでかけ前に国営ひたち海浜公園公式サイトをご確認ください。
10月14日(金)~23日(日)は、花畑の充実など魅力向上につながる取組みへの参加料250円が、入場料の他に必要となります(中学生以下無料)。
アクセス

  • 電車・バスで
    JR常磐線「勝田駅」よりバスで約15分
  • 車で
    北関東自動車道ひたちなかIC経由、常陸那珂有料道路ひたち海浜公園ICより約1km
  • 駐車場
    収容台数計4,350台(普通車520円/1日)
    混雑時はさらに臨時駐車場が開設されます。
地図

地図画像をクリックするとGoogleマップが表示されます

国営ひたち海浜公園 公式サイトはこちら