笠間つつじまつり
茨城県笠間市・笠間つつじ公園
令和4年4月16日(土)〜5月8日(日)
笠間つつじ公園は、霧島・久留米・琉球・ヤマツツジなど25品種約8,500株ものつつじが植えられた関東有数のつつじの名所です。4月中旬から5月中旬頃の季節にはつつじが競い合うように開花し、小高い山にある約7ヘクタールの公園一帯が赤やピンク、紫や白など色とりどりの花に包まれます。今年で51回目の開催を迎える「笠間つつじまつり」は、満開のつつじを存分に楽しむ、笠間の春の風物詩です。
笠間つつじまつりとは
標高143メートルの小高い丘にある約7ヘクタールの笠間つつじ公園を会場に、つつじが見ごろを迎える4月中旬から5月中旬頃にかけて開催される花のイベント。25品種約8,500株ものつつじが園内に咲き誇り、丘の中腹や山頂からは色とりどりのつつじが眼下一面に広がる華やかで美しい光景を楽しむことができます。
公園山頂までの道は30分から1時間ほどで歩けるハイキングコースになっていて、道すがらつつじを楽しむことができるのはもちろん、山頂に広がる芝生広場の展望台からは360度の大パノラマを眺めることができます。舗装された通路もあるので、ベビーカーや車椅子でも問題なく楽しめます。
イベントの見どころ
山全体を覆うように、さまざまな色合いのつつじが咲き誇る光景はまさに壮観。新緑をバックにつつじの花色が映える、いきいきと鮮やかなコントラストも見事です。山頂広場までのんびり歩きながら、満開のつつじを存分に鑑賞してください。
5月3日~5日の3日間は山頂広場にて「ツリークライミング」体験が可能。その場で無料で参加でき、専用のロープを使って木に登り、木の上から市内を一望する爽快なひとときを楽しむことができます。
アクセスは公共交通機関がおすすめ
4月29日から5月5日までのゴールデンウィークは、近隣で「笠間の陶炎祭(ひまつり)」が開催されているため周辺道路の渋滞が予想されます。電車やバス等の公共交通機関を利用するほか、早めの時間に到着するなど時間に余裕を持った行動をおすすめします。
陶炎祭開催期間中は、秋葉原からの高速バス「関東焼き物ライナー」が予約制で増便されます。「笠間稲荷神社入口」で降車、笠間つつじ公園まで徒歩約15分です。笠間駅及び友部駅からは、観光周遊バスに乗り「日動美術館」で降車、笠間つつじ公園まで徒歩約5分です。また、稲荷駐車場・つつじ公園・陶炎祭会場を結ぶ臨時の周回バスも運行されます(運賃は大人100円、子供50円)。
くわしくは「笠間の陶炎祭(ひまつり)」交通案内ページへ新型コロナウイルス感染症対策について
笠間つつじまつりは、茨城県が策定する感染防止対策ガイドラインを遵守して開催されます。屋外のイベントとはいえ、混雑による密が発生する可能性もあります。以下の点に注意しながら、満開のつつじに彩られた春の絶景を楽しみましょう。
- 入場ゲートにて検温を実施します。体温37.5度以上が計測された方は入場できません。
- 発熱・咳など風邪の諸症状が見られる場合は来場をご遠慮ください。
- マスクの着用、手指消毒への協力をお願いします。
- 茨城県が実施している「いばらきアマビエちゃん」への登録にご協力ください。
- 今後の新型コロナウィルス感染症の状況等によっては、予定されている行事などが変更または中止となる場合があります。
Information
第51回 笠間つつじまつり
会場
笠間つつじ公園
茨城県笠間市笠間616-7
開催日時
令和4年4月16日(土)〜5月8日(日)
8:00〜18:00
料金
大人(高校生以上)500円
※中学生以下及び障がい者手帳を提示の方(介護者1名含む)は無料
アクセス
電車・バスで
JR常磐線友部駅、JR水戸線笠間駅より路線バス、観光周遊バス運行
車でのアクセス
東京方面から
常磐自動車道・岩間IC〜国道355号線(約15km)、北関東自動車道・友部IC〜国道355号線(約5km)
栃木・群馬方面から
北関東自動車道・笠間西IC〜国道50号線(約12km)
駐車場
常設駐車場約250台、仮設駐車場約50台
一緒におすすめ!近くの観光スポット
北山公園
(笠間市)
山の起伏をそのままに活かした園内では、高さ23mの展望台や長さ161mのローラー滑り台が大人気です。オートキャンプ場やバーベキュー場(要予約)もあり、ゴールデンウィークや夏休みには多くの家族連れで賑います。
くわしく見る笠間稲荷神社
(笠間市)
1350余年の歴史を誇り、日本三大稲荷の一つとされている「笠間稲荷神社」。江戸時代末期に建てられた御本殿は、彫刻が優れていることから、昭和63年に国の重要文化財に指定されています。御祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)。生命の根源を司る「いのち」の根の神として、農業、工業、商業、水産業などあらゆる殖産興業の守護神として、人々の生活すべてに御神徳を授けてくださる神様です。境内に生える二株の藤は、樹齢400年にも及ぶもので、八重の藤は、昭和42年に県の天然記念物に指定されています。
くわしく見る笠間日動美術館
(笠間市)
日本近現代のフランス印象派からエコール・ド・パリの巨匠の作品の他、有名画家による貴重なパレット画や自画像が数多く展示されています。
また、ミュージアムショップ、ミュージアムカフェも併設されており、オープンテラスからは美しい眺望を楽しめます。
笠間の陶炎祭
(笠間市)
200名を超える作家や窯元が参加し、毎年50万人を超える観光客で賑わう笠間焼の一大陶器市。期間中は笠間焼の展示販売はもちろんのこと、「マイ猪口倶楽部展」などの企画展や作家が制作した「土面オークション」などが行われます。また、地元小学生が制作した土面を一堂に展示する「土面フェスティバル」など内容も盛りだくさんです。
くわしく見る笠間いなり寿司
(笠間市)
笠間稲荷神社の参道グルメ 変わり種のいなり寿司
ご当地グルメ「笠間いなり寿司」。笠間といえば笠間稲荷神社、稲荷神社といえばキツネ、キツネといえば油揚げ、油揚げといえば「いなり寿司」。その特徴は、そば・くるみ・舞茸など様々な素材を使った”変わり種いなり寿司”という点。お店によって様々な種類のいなり寿司を提供していますので、それぞれのお気に入りを探すのもおすすめです。